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#107129 創作者「遠野ゆかり」の場面です |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 23時24分 | 遠野ゆかりは部屋の窓際に座り、 ノートパソコンの画面をじっと見つめていた。 文字はまだ何も打たれていない。白紙の画面。 けれど彼女の意識は、すでに遠くの誰か、 堀野こよみに届いている。
“今日のあなたは、図書館にいるはず。” ゆかりはそう思いながら、ゆっくりとキーに指を置く。 指先から伝わる微かな感覚が、こよみの心に呼応する。 こよみは図書館に行く習慣などなかった。 けれど、紙に一行だけ書いた瞬間、何かが変わる。 ゆかりはそれを知っていた。
画面の端に、メモが浮かぶ。 「私はあなたの味方です」 それは、単なる言葉ではない。 ゆかりがこよみの世界に差し込む触媒だった。
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#107128 この辺りから、読めそうな気がしてきたのです |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時48分 | ドアノブに触れる。冷たい。 ほんの一瞬、「戻らなくてもいいんじゃない?」 そんな声が自分の内側からしたような気がした。
でも、その声に従えるほどのいい加減さは こよみには宿っていなかった。 深呼吸を一度だけして、ドアを開けた。
教室の空気が流れ込んでくる。 確かに見覚えのある景色なのに、 ほんの数ミリ単位で角度が違う世界に足を踏み入れたような気がした。
誰もこよみに気づかない、気づこうとしない。 その“自然すぎる無視”が、 昨日よりずっと鮮やかに胸へ刺さった。
こよみは席に向かう。 歩きながら、ふと頭の片隅で思う。 わたし、こんな場所でどんな顔してたっけ? その問いだけが、消えずに残った。
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#107127 5%くらい直した |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時47分 | 図書館から廊下に出る。 扉が閉まる音が妙に重く響いて、 まるで誰かが背中側の世界を “上書き”した後みたいに感じられた。
廊下の蛍光灯が一本だけ点滅している。 昨日まではこんなところ、絶対に気づいていたはずだ。 だが、もしかすると、昨日もそうだったのかもしれない。
記憶が“少しずつ、ズレていく”ような感覚。 こよみは制服の袖を握りしめ、息を吸った。
教室の前まで来ると、中から笑い声が聞こえた。 誰かがふざけ、誰かがツッコミ、 その輪の外に自分はいる。 そんな確信だけが、やけに鮮明だ。
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#107126 2%くらい手入れしました |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時41分 | こよみはスマホを握りしめたまま、しばらく動けなかった。 アラームの震動が止まっても、手の中には揺れの余韻だけが残っている。
戻りたくない。
心の中で呟いた瞬間、 その言葉が“もともと自分の中にあったもの”なのか、 “今生まれた”ものなのか、はっきりしなくなる。
図書館の静けさに慣れてしまったせいなのか。 教室の空気が息苦しくなったせいなのか。 それとも――そのどちらでもない理由が、 もっと深い場所にあるのか。
こよみは椅子から立ち上がった。 その瞬間、視界の端で何かが揺れた。
“揺れた”と思ったが、見間違いかもしれない。 昨日見たはずの配置図のポスターが、 壁の少し違う位置に貼られているような気がしたのだ。
けれど視線を向けると、 そこには見慣れた貼り紙が、いつも通りにある。
「……変だな」
自分の声が、少しだけ他人のものみたいに聞こえた。
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#107125 未完成 半分直した 直ってねえか? くどい |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時36分 | 机の上に、薄く擦れた跡がある。 まるで誰かが長時間、本を置いていたような跡。 それを見た瞬間、そもそも昨日のことが本当に“昨日”だったのか、いつも居る図書館に何故、こんなに違和感を感じるのか、少し混乱した。スマホのアラームが震える。昼休みの終わりを告げていた。こよみはあの空間に戻らなければならないしんどさが込み上がって、深い溜息が漏れてしまった。
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#107124 「遠野ゆかり」に設定を変えられてしまったこよみちゃんの場面 |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時34分 | 次の日、こよみはいつも通り図書館を訪れた。 昼休みに教室に居るのが苦痛で、 最近はここで過ごすことが当たり前になっている。
いつからだったっけ? 考えてみても、うまく霧が晴れない。
あれほど他愛ないことで笑い合えた同級生の顔が、 思い出そうとするほど輪郭を曖昧にして遠ざかっていく。 気付いたら、気楽に話せる人間が居なくなっていた。
それを“寂しい”と感じる前に、 “仕方ない”と受け入れてしまっている自分にも、 こよみはどこかで違和感を覚えた。
図書館のドアを開ける。 昨日より空気がひんやりしている。 いつも座る窓際の席へ向かう途中、ふと足が止まった。
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#107123 これはほぼ俺 やっぱくどい 好きじゃない |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時25分 | こよみは、また紙に目を戻した。
あの一行は、揺らぎなくそこにある。 誰かが伝えたい想いだけが、 世界がどれだけ書き換わっても変わらず残ったように。
誰か残ってるのー!もう帰りなさい、閉めるよー!と声がして、こよみは慌てて本を棚に戻し、図書館を後にした。校舎の外に出ると、夕日が地平線からほんの少しばかり見えた。息が白い。自転車で沈んでいく夕日を追いかけながら、こよみは家を目指した。
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#107122 ここは4割くらい直した |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時21分 | こよみは、落ちた紙をもう一度見つめた。 私はあなたの味方です。 その一行を指でなぞった瞬間、 ページの上の活字がふっと揺れたように見えた。
気のせいだと思った。 けれど次の瞬間、こよみは思わず息を呑んだ。
さっきまで読み飛ばしていたはずの一文が、 まるで「今書かれたばかり」のように 紙の白さを破って浮かび上がってきたように感じた。
“人は、誰かに触れられた時、 初めて自分がそこに存在していると気づく。”
そんな文章、なかった。少なくとも、数分前までは。 そんな気がする。 ページをめくるたび、文章のリズムが違う。 紙の手触りも、ほんの少し変わっている気がする。
まるで誰かが、“今のこよみに託したい言葉”を、 その都度、そっと書き足しているみたいに。
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#107121 手直しは絶対必要 これはまだあんまり手を入れてない |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時13分 | こよみは紙を拾い上げ、ゆっくりと広げた。 そこには、たった一行。
「私はあなたの味方です」
胸から音がした。心臓の音ではない。 もっと別の、世界の向こうから届いたような響き。
わたしの味方。心で呟いた声が、 紙を照らす夕日の光とページの上で揺れた。
誰かが書いた言葉。でも、誰でもないような気がした。 こよみだけに向けられた言葉。
ページの隅に、鉛筆の薄い跡があった。 消し残しのような、書こうとしてやめた線。
「味方…?」
その言葉が、なぜか今の自分に必要だった気がする。
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#107120 ここから読めそうな雰囲気が始まった 一番最初に生成したヤツ |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 22時7分 | 放課後の図書館は、いつもより静かだった。 天井のファンの音だけが、ゆっくりと空気をかき混ぜている。
堀野こよみは、自分でも「どうしてここに来たのか」説明できなかった。ただ、呼ばれたような気がした。
一冊の古い文庫本を手に取る。「AI No jikken」。 題名に覚えはない。背表紙に触れた瞬間、懐かしさを感じた。理由はない。ただ、手に取らなければいけない気がした。
座席に着き、本を開くと、ぱらり、と何かが落ちた。 折り目のついた、柔らかい一枚の紙。
何度も開かれ、閉じられ、また折られた跡。 触れると、指先に人の温度が残っているような気がする。
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#107119 そこはかとなく感じる、パスカル作品へのオマージュ(笑) |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 21時31分 | そこに、薄く文字がにじむ。「あなたは迷わない」 鼓動が早くなる。心臓の存在をはっきり感じる程に。 そんな言葉、自分は書いていない。 でも、この言葉は“必要だった”と確信だけが胸に残る。
誰が…?問いかけた瞬間、 原稿画面が一度だけ微かに明滅した。
観測された。そう確信した。 見られたから、世界が揺れたのだ。
ゆかりは震える指でキーボードに触れる。 「……あなた、誰?」 返事があるはずがない。
まるで誰かが“そこにいるだけ”で世界が形を変えた。 ゆかりは深く息をつき、画面に向き直った。 書くべきことが、続きが、突然はっきりした。
自分の後ろにも誰かがいるのだろうか。 それが私の創作欲なのだろうか。 キーボードの表面を撫でながら、ゆかりは思った。
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#107118 立ち位置を変えたら、話が進み始めました 2〜3割は手直しした |
| HANDLE: リリホリノオオホラフキ DATE: 2025年11月23日 21時28分 | ゆかりは机に向かっていた。原稿画面には、 こよみが放課後の図書館へ向かう場面が映っている。 そこまで書いて、ゆかりは手を止めた。 理由はわからないが、書く必要がある気がした。 微かな“合図”のようなものが胸に触れたからだ。
まるで誰かが、言葉ではなく、 ただ “じっと見つめている” だけで伝える何か。 ゆかりは自分の目を疑った。
文中のこよみが、ほんの一瞬、 ページの外を見たように感じたのだ。 「今、誰を見たの?」 気のせいだと思った。 けれど、画面のこよみの手元にはほんの少し、 昨日と違う癖のある折れ跡の紙が挟まっていた。
ゆかりは書いていない。それを追加した覚えもない。 くしゃり、と音がして、 紙は自動的にページの間へ吸い込まれた。
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#107117 愤怒充满了我的以太 |
| HANDLE: wiineiriik DATE: 2025年11月23日 17時33分 | 不懂莉莉周的人凭什么评价以太?
我不会再向任何人推荐莉莉周了…
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#107116 Re: コンティニュー? |
| HANDLE: うめ DATE: 2025年11月23日 16時11分 | うめ wrote: > 昨日はまた自分のことをずらずらと書いてしまい失礼した。
自分の希望となるものを考えた時に、個人的な ものをどうしても書きたくなってしまった。
このBBSは、リリイシュシュのすべてのファンの人が良くのぞくサイトだと思う。 まあ、僕が感じているのは、そうでもない人も見ているらしいという事だが、そこは確かめたわけではないので分からない。 この、当初の目的から離れたように見える不思議なサイトを、どう扱ったらいいのか? もう、「飽きた・・・。」といって、見なければいいのか、とにかく自分はその距離感が図れずに余計なことを書いているように感じてしまう。 もう誰が返事してくれるというわけでもないのに・・・?
あまりに独善的すぎる・・・。
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#107115 今日も。 |
| HANDLE: 月夜 DATE: 2025年11月23日 12時48分 | 変わらず、生きているよ。
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#107114 tumblr |
| HANDLE: pigeon DATE: 2025年11月23日 10時44分 | hey, I don’t know if this is allowed here but I just made a tumblr blog to post my aalcc fanart and other aalcc related things as no aalcc fans have been seeing my art, if anyone wants to check it out that’d be amazing. it’s called blue-pigeonn
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#107113 |
| HANDLE: DATE: 2025年11月23日 3時48分 |
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#107112 コンティニュー? |
| HANDLE: うめ DATE: 2025年11月22日 22時5分 | 所変われば品変わるという言葉をご存じか? 私は今までいろいろな職場を渡り歩いてきた。 色々な仕事を経験した。いろいろな機械を動かした。もちろん、いろいろな人に出会った。
少ないながらも出会った人と今でも親交が続いている。それは財産だと思う。
でも自分の中に続いているものがあるとしたら、それはこの経験がいつか自分の夢の実現に役立つときがきっと来る、という希望だ。
希望は遥かなものだが、ずっと心の中に続いている、それは幽かなものであり、何度も見失いそうになって今まで来た。
でもその幽かな光をずっと沿うように支えてきてくれたのがこのBBSだ。 それと同じように、ずっと見守ってきてくれたのが、友人たちの存在だ。今は疎遠になっていても、かの地で幸せを追い求めている・・・?元気ですかー?
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#107111 Re: Yurrr |
| HANDLE: catchild_999 DATE: 2025年11月22日 17時24分 | YO wrote: > Got so much schoolwork that it's stressing me out like crazy. But when I start thinking about how great Lebron legacy is, the stress just breezes away.
I school is also stressing me out lately. Im glad to see that Lebron is helping you through.
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#107110 |
| HANDLE: DATE: 2025年11月22日 15時54分 |
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